【ねほりんぱほりん】第1弾が炎上したので完結編放送! 「マッチングアプリで真剣に婚活する人」の盛り上がりをAIで分析

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 「元薬物中毒者」「ネトゲ廃人」「パパ活女子」など、毎回きわどすぎるゲストを呼んではネタを深堀りしていく番組「ねほりんぱほりん」(NHK)。2020年2月5日放送回「マッチングアプリで真剣に婚活する人」放送後、「絶対マッチングアプリやんねぇと思った」や「前回炎上してたのか」などさまざまな感想が寄せられています。

 2018年10月10日に放送された「マッチングアプリにハマる人」では、遊び相手を探すためにマッチングアプリを利用している男女が紹介され、「合コンは給食で、マッチングアプリはお取り寄せグルメ」など、ゲストのワードセンスが話題となりました(関連記事)。

 しかし一方で、NHKが「婚活の話とか聞けると思ったのに」や「切実に結婚がしたくてマッチングアプリ使っているのに、“ヤリ目”だと思われてしまった」など、お叱りを受けたようで、マッチングアプリ完結編が放送されました!

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一番盛り上がったのは、まさかの修羅場!

 SNS分析ツールで「ねほりんぱほりん」に関するツイートを調べたところ、94.6%がポジティブな反応を示していました。

 また、放送中に最も盛り上がったのは23時から23時10分の間でした。この時間帯は、1人目のゲスト、アユミさん(32歳・仮名)がマッチングアプリによって起こったさまざまなトラブルについて話していました。

 マッチングアプリで「いとこの夫」を見つけてしまったエピソードや、マッチングした男性をやっと好きになれたのに、その男性は既婚者だった、というトラブルを話していました(詳しくは後述)。

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「クズの割合が高いのか?」不屈のアユミさん

 アユミさんは、4年前からマッチングアプリを使い始め、自分と性格が似た人と結婚したい、という思いからマッチングアプリに登録したそうです。しかし、何度も既婚者の男性とマッチングしてしまいます。そこでアユミさんは「アユミ流 既婚者を見極める5つの方法」を編み出しました。

  1. 本名を聞きFacebookで検索
  2. 土日にデートの約束
  3. 夜に電話をかける
  4. 結婚してるかズバリ聞く
  5. 実家暮らしか確認

 この5つの方法を使い、既婚者かどうかをあぶりだしているそうです。しかしそれでも4人に1人は既婚者だったそうです。

 このような、アユミさんの粘り強さに、ネット上では「アユミさん強すぎ」といったコメントが見られ、同時に「自分が男なの嫌になってくる」や「クズ男しか出てこない」などの声が多く見られました。

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アユミさんの修羅場・失恋

 多くの既婚者とマッチングして、なかなか運命の人と出会えないアユミさんですが、思わぬトラブルが……。

 なんと、マッチングアプリで「いとこの夫」を見つけてしまいます。しかもその「いとこの夫」は結婚してまだ半年。真意を確かめようとアユミさんは韓流アイドル系の写真をアイコンにして「いとこの夫」と接触を試みました。するとすぐにデートの約束ができてしまいます。アユミさんは当日、刑事ドラマの取り調べのように「いとこの夫」を問い詰めて、説教したそうです。

 さらに、トラブルはこれだけではなく、運命の人だと思える男性とマッチングし、好きになってしまいますが、その男はまさかの既婚者。しかも、結婚式の前撮り写真の撮影で妻と一緒に上京、その最中にアユミさんに会いに来たそうです。しかしほれた弱みで、数カ月関係を持ってしまったそうですが、相手に迷惑をかけたくないという理由でLINEをブロックしたそうです。そして、3カ月後にブロックを解いてみると「誰にも言ってない?」など保身のための連絡ばかりで、アユミさんが怒っていないとわかると、一方的にブロックされたそうです。

 これに怒ったアユミさんは、同様のことが再発しないように、男性の妻のFacebookを見つけ出し、メッセージを送ったそうです……。番組ではその内容が読み上げられ、ネット上は「ドラマ1本作れるぞコレ」や「妻に送ったメッセージ音読、ホラーだ」などの声が見られました。

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マッチングアプリは自己申告がすべて

 2人目のゲスト、リコさん(42歳・仮名)は40歳になる少し前にマッチングアプリを始めたそうです。リコさんは20代の時に、結婚を前提に交際している人がいたそうですが、体の事情で子どもを産むことに不安を持っていて、それが原因となり破局してしまったそうです。しかし、40歳を過ぎて「子どもを求められない」ようになったことで、肩の荷が下りて、マッチングアプリで出会いを探すように。

 始めてすぐ、会社経営者と出会い、交際がスタート。2回目のデートでプロポーズされたそうです。警戒心から指輪を買ってもらうなど、気持ちを確かめようとしたリコさんでしたが、実家への挨拶なども済んでどんどん話が進んでいきます。しかも相手は会社経営者でお金持ちということもあり、目がくらんでしまっていたそうです。

 しかし、徐々に男性がトーンダウンし、デートもドタキャンされることも。電話すると「うるせぇゴキブリ!」などと言われ、目が覚めたそうです。リコさんいわく「マッチングアプリは自己申告がすべてなので、悪い面をスルーしがち」と学んだといいます。

これに対してTwitterでは「自分でプロポーズしたのにトーンダウン?」や「男側やべえ奴しかいねえな」などのツイートが投稿されていました。

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マッチングアプリはドラクエ

 リコさんは500人ほどの男性とマッチングをして、「マッチングアプリはドラクエのようにレベルを上げる必要がある」と学んだそうです。

 レベルを順調に上げたリコさんは、ついに運命の人と出会います。2回目のデートで履きなれないヒールで歩いていると、足がつってしまったリコさん。男性はジャケットを脱いで芝生に敷いて、そこに座らせてマッサージをしてくれたそうです。少女漫画のようなシチュエーションにときめいたリコさんは、その男性を好きになり、その後交際3カ月でプロポーズされて結婚したそうです。

 話を聞いていた山里さんとYOUさんは、男性の行動に対して「トレンディ!」とコメント。ネット上では「令和のデートにトレンディって単語飛び交うの面白い」などの声が見られました。

調査概要

調査期間2020年2月5日
調査対象Twitter
調査件数444件(10%サンプリング)
調査キーワード「ねほりんぱほりん」
調査方法対象期間のTweetを「クチコミ@係長」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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