中国・山陰地方の東側に位置する鳥取県。鳥取砂丘や白兎海岸などの景勝地があることで有名です。今回はそんな鳥取県の面積に着目し、「鳥取県の面積が大きい街」をランキング形式で紹介します。さっそく上位の結果をみていきましょう。

（出典：国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調」）

第2位：日野郡日南町（340.96平方キロメートル）

　第2位は、県内南西の内陸部にある日野郡日南町（にちなんちょう）でした。面積は340.96平方キロメートルです。2022年5月時点で1929世帯4213人の人々が暮らしています。

　日南町の面積のうち約90%が森林の緑豊かな街で、6～7月のホタルの時期にはホタル観賞イベントが開催されます。一日の寒暖差が大きい日南町はおいしい野菜や米を収穫することができますが、中国地方きっての豪雪エリアでもあり、冬には1メートル以上の積雪も珍しくはないため、雪かきや雪おろしが必須の地域です。

第1位：鳥取市（765.31平方キロメートル）

　第1位は「鳥取市」でした。面積は765.31平方キロメートルと、2位の日南町の約2倍と県内でダントツの大きさを誇ります。2022年5月時点で約54万人が暮らしています。鳥取県の県庁所在地であり、鳥取砂丘、温泉など観光資源にも恵まれていて、大勢の観光客が訪れる都市です。

　日本海に面している鳥取市では、新鮮な魚介類を堪能することができます。特に冬の「松葉がに」が有名ですが、夏には「白イカ」や「岩ガキ」などが楽しめます。海鮮以外では「ホルモンそば」や「素ラーメン」など、ユニークなご当地グルメがそろっています。

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