「地元民しか読めない」と思う岡山県の市町村名は?【人気投票実施中】
中国地方に属する「岡山県」は、桃太郎伝説が生まれた地として知られる県です。豊かな自然と温暖な気候に恵まれ、年間の降水量が少ないことから“晴れの国”とも呼ばれています。県内には倉敷美観地区をはじめとする観光スポットも多いですが、県外から訪れた人には読み方が難しい地名も少なくないでしょう。
そこで今回、ねとらぼでは「岡山県で地元民しか読めないと思う市町村名は?」というテーマでアンケートを実施します。あなたが「地元民しか読めない」と思う市町村名を教えてください。まずは、岡山県から3つの市をピックアップして紹介しましょう!
高梁市

岡山県の中西部にある「高梁市(たかはしし)」は、古くから備中国の中核として栄え、江戸時代には備中松山藩の城下町としてにぎわったエリアです。鎌倉時代に築かれた「備中松山城」は、高台にそびえ立っており、雲海に浮かぶ姿から“天空の城”ともいわれ、秋から春にかけて佇む幻想的な景色を楽しめます。
「高梁」という地名には、吉備高原の台地の端で「高(たか)」「端(はし)」という意味が由来となったなどの諸説あるようです。また、「梁」という漢字は「かけはし」という意味がありますが、「橋梁(きょうりょう)」や建物の「梁(はり)」などの読みが一般的なため、初見では読むのが難しいかもしれませんね。
赤磐市

岡山県の南東部に位置する「赤磐市(あかいわし)」は、2005年に4町が合併して誕生した比較的新しい市。豊かな自然をすぐそばに感じられるのどかなエリアです。市内には桜の名所として親しまれる「吉井城山公園」や、山頂にたたずむピラミッドのような「熊山遺跡」などのスポットがあります。
その一方で、岡山市に隣接していることから利便性も高く、岡山空港や岡山駅には車で約40分で行くことができます。なお、「赤磐」という名前は、1900年(明治33年)に「赤坂郡」と「磐梨郡」の区域を合わせて発足した「赤磐郡」に由来しているそうです。
美作市

「美作市(みまさかし)」は岡山県の北東部にある市で、2005年に誕生しました。市域の約8割が森林や原野という自然豊かなエリアで、美作三湯のひとつである「湯郷(ゆのごう)温泉」や、歴史に名を刻む剣豪・宮本武蔵が生まれ育ったといわれる「宮本武蔵生家跡」などのスポットがあります。
「美作」という地名は、平安時代に編さんされた「続日本紀」にも登場する歴史あるもので、周辺一帯はかつて「美作国」と呼ばれていました。「ミサカ(御坂・三坂)」に由来する、あるいは「ウマサケ(甘酒)」の産地であることに由来するなどの諸説があるようです。
「地元民しか読めない」と思う岡山県の市町村名は?
ここまで岡山県から3つの市を紹介しました。このほかにも岡山県にはさまざまな地域がありますが、あなたが「地元民しか読めない」と思うのはどこでしょうか?
選択肢は、岡山県にある27の市町村です。この中から「地元民しか読めない」と思う市町村名にご投票ください。また、各市町村の魅力的なところやおすすめスポットの情報なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしております!
- 投票期間にかかわらず終了することがあります。
- 設問および投票結果は予告なく削除することがあります。
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- プロキシサーバーを使用している場合投票できないことがあります。
参考
- 市町村の情報(岡山県移住ポータルサイト おかやま晴れの国ぐらし)
- 高梁市の歴史的風致(文化遺産の世界)
- 雲海に浮かぶ備中松山城を望む展望台(雲海展望台)(高梁市)
- 地名をあるく1.高梁(わたしあうまち高梁市)
- 赤磐市の紹介(赤磐市)
- 吉井城山公園(赤磐市)
- 赤磐市(Wikipedia)
- 博物館だより(津山郷土博物館)
- 第1章 美作市の成り立ち(美作市)
- 美作国(Wikipedia)