「GW渋滞」ワースト高速道路はどこ？　避け方と混雑予測まとめ

　ゴールデンウィークなど長期休暇の時期になると、旅行などいつもなら行けないような場所にお出かけをする、という人も多いですよね。そんな時に懸念されるのが渋滞です。本記事では2025年のゴールデンウィークの渋滞情報と、渋滞を避けるための迂回方法などをまとめていきます。

　実際の交通量は事故の有無や天候などによって左右されますので、当日は最新情報をご確認ください。

5月3日は中央道下り・相模湖IC付近が混雑

　NEXCO西日本によると、5月3日は中央道の下り、相模湖ICが渋滞の先頭位置として最大渋滞長45キロと予測されています。4時～16時までが予測される時間帯で、ピーク時は朝5時。高井戸ICから相模湖ICまでの間で渋滞が起こりそうです。東京都から神奈川県を通り山梨県方面へ向かう予定がある人は、午前0時に出発したり、17時以降に出発したりと、時間帯をズラすことで比較的快適に高速道路を進めそうです。また、この経路は5月4日も同区間で、7時をピークに5時～14時の間で45キロの渋滞が予測されており、中央道下りはゴールデンウィーク渋滞の「ワースト高速道路」と言えそうです。

　迂回方法としては、関越道を通り、雁坂トンネル有料道路 （国道140号）に抜ける方法や、東名・新東名から東富士五湖道路を使用する方法などがありますが、時間帯によってはこちらも渋滞する可能性があります。圏央道を通り、甲州街道から山梨方面へ向かうルートもありますが、こちらは中央道の渋滞の影響を受けやすいため、あまりおすすめはできません。

　また、東北道下りでは5月3日5時～15時、羽生PAを渋滞の先頭位置として、川口JCT～館林IC間で最大40キロの渋滞が予測されています。こちらのピーク時は7時となっています。

5月3日の混雑予想

Uターンラッシュの5月5日は関越道上りで渋滞予想

　Uターンラッシュが予想される5月5日は、関越道上りで12時～翌1時まで、15時をピークに40キロの渋滞が予測されています。区間は藤岡JCT～鶴ヶ島IC間。藤岡JCTを13時以前または23時以降に通過する旅程だと、あまり影響を受けなさそうです。

　迂回ルートとしては上信越道から北関東道、東北道へと抜けるルートがあります。距離や料金が上乗せされますが、上信越道から常磐道まで行くというルートもありそうです。どのルートも時間帯によっては渋滞に巻き込まれてしまう可能性があるため、出発時間や休憩時間などを考慮して目的地へと向かうのが良さそうです。

　また、中央道上り、大月IC～八王子JCT区間でも30キロの渋滞が予測されています。ピーク時は19時とされていますが、時間帯は9時から翌3時までという予測ですので、こちらも余裕を持って移動したいところです。

5月5日の混雑予想

リアルタイム情報を利用して快適に移動しよう

　リアルタイムで渋滞情報がわかるサイト「iHighway」や「どらトラ（ドライブトラフィック）」、Googleマップなどを活用すれば、経路選択の手助けになります。特に高速道路の渋滞ではトイレなど休憩が取りづらい状況になってしまうので、できるだけ渋滞時間を避けたり、経路を変えたりと対策を取ることも大切です。ゆとりのある旅程を組んで、よいゴールデンウィークを過ごしたいですね。

　次のページからは5月3日～5月5日までの混雑予想を紹介していきます。