1LDKでも月44万円…「都心の家賃が高い国」ランキングTOP20! 日本は実は安いほう?【2025年4月28日時点】

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 世界の主要都市で暮らすには、いったいどれほどの家賃が必要なのでしょうか? 今回は、「都心」での「1 bedroom(※1DK・1LDKに相当)」タイプの家賃が高い国のランキングを、2025年4月28日18時時点での「NUMBEO」上の情報に基づいて紹介します。なお、通貨の単位は日本円としています。

 ちなみに同ランキングでは、日本は8万円台で50位圏外という結果に。

(参考:NUMBEO「Prices by Country of Apartment (1 bedroom) in City Centre(Rent Per Month)」

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第3位:香港(30万2317.61円)

画像:PIXTA

 3位は「香港」で、302317.61円でした。香港(中国)はアジア有数の国際金融センターで、高層ビルが林立する超高密度都市です。古い路地と巨大ショッピングモールが混在し、東西の文化が融合する独特の活気にあふれています。家賃30万円は日本でいうと高級マンションに住める価格ですが、限られた土地に約740万人が暮らすという世界トップクラスの人口密度で、慢性的な住宅不足が続くことが背景にあるようです。

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第2位:アイスランド(30万8492.97円)

画像:PIXTA

 2位は「アイスランド」で、308492.97円でした。アイスランドは北大西洋に浮かぶ人口約38万人の国で、氷河や温泉など雄大な自然に囲まれています。冬は長く暗いものの治安は良いとされ、社会福祉が行き届いています。一方で、可住地が限られているため住宅供給が需要に追いつかないこと、島国ゆえに建築資材などの輸入コストが高いこと、物価や税金が高水準であることなどが家賃の高さの一因として考えられます。

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第1位:シンガポール(44万990.9円)

画像:PIXTA

 1位は「シンガポール」で、440990.9円でした。シンガポールは東南アジアに位置する、近未来的な高層ビルと豊かな緑が調和した大都市国家です。住宅供給が限られる上に、海外からの富裕層や専門人材の流入による需要増で賃料が高騰していると見られます。近年はずっと家賃上昇を続けていましたが、2025年は少し市場が落ち着いていきそうな動向もあるようです。

 ランキングの全順位は、以下からご覧ください。

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