【難読地名】50代男性が選ぶ「地元民しか読めないと思う千葉県の市町村名」ランキングTOP20! 第1位は「匝瑳市」【2024年最新投票結果】

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 東京の東に位置する千葉県は、古くから海上交通を通じて発展してきた地域です。江戸時代までの三つの律令国「下総国」「上総国」「安房国」がありました。そんな歴史ある千葉県には、難読ともいえる地名があります。

 ねとらぼでは、2024年4月20日〜4月27日にかけて「『地元民しか読めない!』と思う千葉県の市町村名は?」というアンケートを実施しました。

 本記事では、投票結果から「50代男性」と回答した票を抽出して紹介します。50代の男性から難読と思われた地名はどこだったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!

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調査概要

調査期間2024年4月20日〜4月27日
有効回答数574票
質問「地元民しか読めない!」と思う千葉県の市町村名は?
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【難読地名】50代男性が選ぶ「地元民しか読めないと思う千葉県の市町村名」ランキング

画像:写真AC
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第5位:香取郡神崎町

 第5位は「香取郡神崎町」(かとりぐんこうざきまち)でした。千葉県の北部に位置する神崎町は、穀倉地帯であり、利根川水運の中継地点でもあったことから、お酒やしょうゆなどの醸造業が盛んに行われていたエリアです。「神崎神社」にある大クスは、「なんじゃもんじゃの木」とも呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。

 初見では「かんざき」と読んでしまいそうなところから、「地元民しか読めない」と思われたのではないでしょうか。

第4位:安房郡鋸南町

 第4位は「安房郡鋸南町」(あわぐんきょなんまち)でした。千葉県の南西部に位置する鋸南町は、年間を通じて温暖な気候で、自然が豊かであるにもかかわらず、都心まで約1時間でアクセスできる生活しやすいエリアです。日本一の大きさを誇る石製大仏座像でも有名。

 地名の「鋸南」は、鋸山(のこぎりやま)の南側に位置することから名付けられています。「鋸」は「のこぎり」と読めても「きょ」とはなかなか読めないですよね。

第3位:八街市

 第3位は「八街市」(やちまたし)でした。千葉県の中部に位置する八街市は、市内中央部に市街地、その周辺に畑作地帯が広がる自然の豊かなエリアです。落花生の生産で全国的に有名ですが、さといもやにんじんの生産量も全国トップクラスです。

 「八街」という地名は、明治初期に北総地域の開墾事業が始まった際、8番目に開墾されたことに由来します。「八街」の「街」には、住宅や商店の集まる場所という意味もあるため、開墾後の発展を願って付けられたのでしょう。

第2位:印旛郡酒々井町

 2位は「印旛郡酒々井町」(いんばぐんしすいまち)でした。印旛郡は千葉県の北部にあり、郡の中には酒々井町(すいまち)と栄町(さかえまち)があります。

 印旛の読みは、最初は「いにわ」でしたが、撥音便が起こり「いんば」に変化したそうです。酒々井の町名は井戸から酒が出たという「酒の井伝説」に由来します。

第1位:匝瑳市

 1位は「匝瑳市」(そうさし)です。千葉県北東部に位置する匝瑳市は、2006年に八日市場市(ようかいちばし)と匝瑳郡野栄町(そうさぐんさかえまち)の合併により誕生しました。

 漢和辞典によると、漢字の「匝」は「一巡りして帰る」という意味があり、「瑳」は「鮮やかで美しい」という意味があります。歴史書『続日本後紀』によると、5世紀の終わりごろから6世紀のはじめにかけて、現在の関東地方を征した物部小事(もののべのおごと)が、朝廷から下総国の一部を匝瑳郡(さふさごおり)としたこと、その子孫が物部匝瑳(もののべのそうさ)と名乗ったことが伝えられてるそうです。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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