【難読地名】40代男性が選ぶ「地元民しか読めない!」と思う福岡県の市町村名ランキングTOP22! 第1位は「築上郡上毛町」【2024年投票結果】

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 福岡県は九州の北部に位置し、「北九州」「福岡」「筑後」「筑豊」の4地域からなる県です。そのなかには地元の人々にとってなじみ深い一方で、ほかの地域の人々には少々読みにくい市町村名も数多く存在します。

 ねとらぼでは、2024年5月6日から5月13日にかけて「『地元民しか読めない』と思う福岡県の市町村名は?」というアンケートを実施していました。

 本記事では寄せられた投票の中から「40代男性」の結果に絞ったランキングを紹介します。福岡県にある市町村の中で、40代男性から「地元民しか読めない!」と票を集めたのはどこだったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう!

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調査概要

調査期間2024年5月6日〜5月13日
有効回答数138票
質問「地元民しか読めない」と思う福岡県の市町村名は?
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【難読地名】40代男性が選ぶ「地元民しか読めない!」と思う福岡県の市町村名ランキング

画像:写真AC
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第5位:京都郡苅田町

 第5位は「京都郡苅田町(みやこぐん かんだまち)」でした。福岡県の北東部、周防灘に面する苅田町は、北九州市のベッドタウンとして知られています。国際貿易港である苅田港をはじめ、苅田港沖には北九州空港があり、道路網も整備されているため、交通アクセスが優れたエリアです。

 「苅田」の由来には諸説ありますが、かつて苅田は「カタ」とも呼ばれたそうで、「潟(内湾)」が語源ではないかと考えられています。初見では誤って「かりた」と読んでしまう人もいそうですね。

第4位:田川郡香春町

 第4位は「田川郡香春町(たがわぐん かわらまち)」でした。福岡県の東北部に位置する香春町は、古くから朝鮮半島や中国と交流があり、史跡や文化遺産に恵まれたエリアです。近代ではセメント産業を中心に発展しており、陶芸のまちとしても知られています。

 地名「香春」の由来には諸説あり、「カパル(急険な)」「カグポル(金の村)」から派生したという説や、「川原」のあて字で、金辺川(清瀬川)の美しい川原を意味する説などが有力視されているようです。

第3位:嘉穂郡桂川町

 第3位は「嘉穂郡桂川町(かほぐん けいせんまち)」でした。福岡県の中央部に位置する桂川町は、県内各地へ車移動しやすく、JR桂川駅を利用すれば博多駅まで約30分でアクセスできるエリアです。国の特別史跡「王塚古墳」があることで知られ、秋には「王塚古墳まつり」が開催されています。

 町内を流れる「泉河内川」が、かつて「桂川(かつらがわ)」と呼ばれていたことが、地名「桂川」の由来とされているようです。

第2位:直方市

 第2位は「直方市(のおがたし)」でした。福岡県北部に位置し、筑豊平野のほぼ中央に広がる市です。市内にはJR筑豊本線が走り、九州縦貫自動車道や国道200号バイパス、環状道路などの主要幹線が整備されています。

 直方市の歴史を紐解くと、1675年に当時東蓮寺藩と呼ばれていた藩が「直方藩」に改名されました。この名称は、藩内の小村である「直方(能方)村」(現在の直方市中泉)の読み方を参考にし、中国の古典『易経』から縁起の良い文字を選んだものだといわれています。

第1位:築上郡上毛町

 第1位は「築上郡上毛町(ちくじょうぐん こうげまち)」でした。福岡県の東端に位置し、北側は吉富町、西側は豊前市と接する町です。また、山国川を挟んで大分県中津市と隣接しています。

 歴史をさかのぼると、この地域はかつて「ミケ」と呼ばれ、山国川を境に「上三毛郡」と「下三毛郡」に分かれていましたが、その後、それぞれ「上毛郡」「下毛郡」となりました。現在の「上毛町」という町名は、2005年に新吉富村と大平村が合併した際、かつての郡名である「上毛郡(こうげぐん)」にちなんで名付けられたものです。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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