愛知県には多くの公立高校があります。その中には進学校やスポーツの強豪校などもあり、学校によってさまざまな特色を持っていますよね。

　そこで、ねとらぼではアンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、地元の社会人を対象に「優秀な生徒が多いと思う愛知県の公立高校は？」というテーマでアンケートを実施しました。

　はたして、地元の社会人から「優秀な生徒が多い」と評価を受けたのは、どの公立高校だったのでしょうか？　それではランキングを見ていきましょう。

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調査概要

【地元の社会人に聞いた】優秀な生徒が多いと思う「愛知県の公立高校」ランキング

第2位：明和高校

　第2位は得票率11.6%の「明和高校」でした。名古屋市東区にある高校で、1783年に徳川宗睦により開かれた尾張藩校「明倫堂」と、1903年に開校した「愛知県立高等女学校」を前身としています。卒業生には、ノーベル物理学賞を受賞した小林誠博士をはじめ、トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎など世界的な有名人が多数います。

　同校では、普通科のほかに音楽科があり著名な音楽家も輩出。2025年4月には普通コースと音楽コースを有する附属中学校が開校し、中高一貫校となり注目されています。卒業生は、名古屋大学を中心に京都大学、東京大学にも合格。さまざまな形で、毎年優秀な生徒を輩出している高校です。

第1位：旭丘高校

　第1位に選ばれたのは「旭丘高校」で、得票率は17.4%でした。名古屋市東区にある高校で、1870年に開設した名古屋藩洋学校（後の愛知英語学校）を源流としています。県立学校として唯一の普通科と美術科を併設しており、第24代内閣総理大臣・加藤高明など、各分野に優れた人材を輩出しています。

　自由闊達（かったつ）な校風の進学校で、「スーパーサイエンスハイスクール事業」や「あいちリーディングスクール事業」などさまざまな取り組みを実施。特に美術科は特色あるカリキュラムが多く、写生旅行なども行われています。普通科の卒業生は京都大学、東京大学などに多くが進学。また、全国の国立大学に多数の合格者を出し、県内有数の進学校として知られています。

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