境港市の「カニ」の名店10選！　あなたが一番好きなのはどこ？【人気投票実施中】

　山陰地方を代表する漁港の1つである「境港」を有する、鳥取県境港市（さかいみなとし）。『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる同市出身の漫画家・水木しげるさんにちなんで付けられた代表的な観光スポット「水木しげるロード」には、2024年に200万人以上が足を運ぶなどにぎわいを見せています。

　1年を通じてさまざまな魚介類が水揚げされる境港ですが、中でも冬場には松葉ガニ（ズワイガニ）と水揚量全国1位を誇るベニズワイガニが旬を迎えます。松葉ガニは11月～3月に漁が行われますが、ベニズワイガニの漁期は9月～6月までと長期間。この記事では地元で愛され、観光客にも評判のカニ料理店を厳選して紹介します。

境港市の「カニ」の名店を紹介！

　境港の名物店として知られるのが老舗食堂の「魚山亭（ぎょさんてい）」。地元境港でとれたばかりの新鮮なカニを豪快に味わえることから、シーズン中は連日行列が絶えません。水槽から取り出した活きの良い松葉ガニを用いた「活松葉ガニコース」や「松葉ガニ御膳」など、心ゆくまでカニを堪能できる同店は、県内外から多くのリピーターが訪れ、地元民からも支持される名店です。

　境港観光の定番ランチスポットとして、名物の「かにトロ」を求め多くの人が訪れるのは、「大漁市場なかうら」内にある「御食事処 弓ヶ浜」。独自の熟成方法で仕上げたカニ身は滑らかな舌触りとカニの濃厚な味わいが魅力です。「かにトロ膳因幡」「かにトロ膳伯耆」などカニを中心としたメニューのほか、1日80人限定の「お造り御膳」や「カニ・甘海老・鯵・蕎麦食べ放題」など、ぜいたくな海鮮料理も提供しています。​

　「味処 美佐」は、「水木しげるロード」にほど近い場所で半世紀以上愛されている老舗割烹料理店。丁寧な仕事ぶりが伺える繊細なカニ料理が評判で、特に松葉ガニのコース料理は多くの食通をうならせます。コースでは人数分のカニの枚数を大皿に盛り、刺身、焼きガニ、しゃぶしゃぶ、鍋などフリースタイルで堪能できます。最後はカニのうまみたっぷりの雑炊で締めるのがおすすめ。落ち着いた店内の雰囲気と行き届いた接客を受けながら味わう境港の極上カニが最高です。

　市内で魚介類の販売・加工を手掛ける「丸八水産」が手掛ける店舗「紅ズワイガニらぁ麺 まるはち屋」は、境港市の米子（鬼太郎）空港ターミナル2階に位しています。看板メニューの「紅ズワイガニらぁ麺」は、チャーシューの代わりにたっぷりのカニ身が麺の上に鎮座し、濃厚な旨味がしっかり感じられる一杯。鳥取県民にはおなじみの牛骨を使用した「牛骨らぁ麺」とともに人気で、日本最大級のラーメン情報サイト「ラーメンデータベース」の「『鳥取県のラーメン店』の2024年年間ランキング」では第1位に輝いたほどの人気店です。

　さらに、2022年にオープンした複合施設「HATONOVA（ハトノバ）三光丸 境港」は、新鮮な魚介の直売所や食堂などが集結した新スポットで、施設内の食堂では、地元漁師飯や旬のカニ料理をリーズナブルに楽しむことができます。店舗前のBIGな“かにヅメ”がインパクト絶大。そんな境港市の「カニ料理」の名店の中で、あなたが好きなお店はどこですか？　ぜひコメント欄に書き込んで教えてくださいね。

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