病院が増えてほしいと思う「都道府県」は?【人気投票実施中】
転勤や移住などで引っ越し先を探すとき、「病院は近くにあるかな」と気にかける人は多いのではないでしょうか。体調を崩したときやケガをしたときのことを考えると、信頼できる病院が近くにあると安心ですよね。
そこで今回、ねとらぼでは「病院が増えてほしいと思う都道府県は?」というテーマでアンケートを実施します。全国47都道府県のうち、あなたが「ここにはもっと病院が増えてほしい!」と思うのはどこでしょうか?
まずは三つの県をピックアップして紹介します。なお、一般診療所の数については、2022年の「医療施設調査」を参照しました。
福井県

2022年の調査結果によれば、福井県にある一般診療所の数は573軒で、人口10万人に対する数は76.1軒となっています。
福井県の医療事情の特徴は、リソースが福井市および坂井市に集中していること。その他の地域では、医療にアクセスするためのハードルが高い可能性があります。福井県は東西に長い形をしているため、福井市から遠い西部などにも病院が増えてほしいと思う人もいるのではないでしょうか。
鳥取県

鳥取県にある一般診療所の数は、2022年調査結果によると485軒です。人口10万人に対する数は89.2軒と、全国平均の84.2軒を上回っているものの、医療リソースは西部の米子市、東部の鳥取市といった都市部に集中しています。
また、必要な場所に適切な人員が配置されていないなど、医療のミスマッチも問題となっているそうです。
高知県

高知県にある一般診療所の数は、2022年調査結果によると528軒で、人口10万人に対する数は78.1軒となっています。また、人口10万人に対する一般病床数は全国1位の1109.3床(2020年)と、決して医療リソースが少ないわけではありません。
しかし地域ごとの医療格差が大きく、通院に不便な山間部が多いのもネックとなっています。さらに若手医師の不足などの問題もあるため、「気軽に行ける病院があるといいな」と思っている県民も多いかもしれません。
病院が増えてほしいと思う「都道府県」は?
あなたが「病院が増えてほしい」と思う都道府県はどこですか? ご投票の際にはぜひ、住んでみた感想や病院にまつわるエピソードなどもお寄せください。たくさんの投票とコメントをお待ちしています!
参考
- 医療施設調査 令和4年医療施設(動態)調査 都道府県編T2 第2表(報告書第22表) 一般診療所数,年次・都道府県別(e-Stat)
- 18.福井県(日本医師会総合政策研究機構)
- 31.鳥取県(日本医師会総合政策研究機構)
- 10 へき地医療(医療経営データ分析ブログのMedysis)
- 令和2(2020)年 医療施設(静態・動態)調査(確定数)・病院報告の概況(厚生労働省)
- 高知県の医療・介護の現状と今後の対応(厚生労働省)