「地元民しか読めない!」と思う長野県の市町村名は?【人気投票実施中】
本州の中央部に位置し、東京や名古屋といった都市圏からのアクセスも良い「長野県」。雄大な山々や国宝・松本城、山岳リゾートとして知られる上高地など、見どころがたくさんありますよね。
今回ねとらぼでは、「『地元民しか読めない』と思う長野県の市町村名は?」というアンケートを実施します。まずは編集部がピックアップした3つの市と村について見ていきましょう。
千曲市

「千曲(ちくま)市」は、長野県北信地域に属する市です。東西を山に囲まれ、市のほぼ中央を千曲川が流れています。
この千曲川こそ、市名の由来であり市のシンボルです。ちなみに、千曲川は川が千の数ほど曲がりくねっている暴れ川であることから名付けられました。千曲川の水源地域である長野県川上村には、「高天原に住む神々の間で大きな戦いがあった時に、流された血潮から川ができた」とする伝説があります。その血潮があたり一面に隈なく流れたことから「血隈川」といわれるようになったとも伝えられています。
麻績村

長野県の中央部に位置し、東筑摩郡の北側にある「麻績(おみ)村」。村の面積の多くは山林原野で、ヘラブナ釣りで有名な「聖湖(ひじりこ)」もあります。
麻績という地名は、伊勢神宮と関係を持つ麻績部(おみべ)に由来していると考えられています。麻績村は弥生時代から交通の要衝として栄え、平安時代には伊勢神宮の麻績御厨(おみみくりや)が設けられました。なお御厨は、神の台所という意味で、神社の供物を調進する場所のことです。御厨を鎮護する神社として建立された麻績神明宮は、国指定重要文化財となっています。
小谷村

「小谷(おたり)村」は、長野県の最西北部に位置する村です。面積の約88%を森林が占め、姫川とその支流に沿って集落が点在しています。
小谷村の起こりは縄文時代ですが、地名として文書に登場するのは1190年のこと。六条院の書状には万葉がなで「於地理」と書かれています。「おたり」の語源ははっきりとは分かっていませんが、当時このあたりが麻の産地だったため「麻垂」から生じたのではないかと考えられているようです。その後、鎌倉時代の中期から「小谷」と表記されるようになりました。
「地元民しか読めない!」と思う長野県の市町村名は?
今回紹介した地名のほかにも、長野県には個性的な市町村名がたくさんありますよね。「これは地元民しか読めない!」と思う市町村名に投票をお願いします! その際に、選んだ理由や思い出のエピソードなども、コメント欄にぜひお寄せください。たくさんの投票をお待ちしています!
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参考
- 千曲市について(ちくま検定)
- 信濃川Q&Aミニ知識(北陸地方整備局信濃川河川事務所ホームページ)
- おみ村のあらまし(麻績村)
- 聖湖へら鮒釣(麻績村 観光サイト)
- 神明宮 拝殿 1棟(麻績村)
- 御厨(Wikipedia)
- 小谷村について(小谷村)