「地元民しか読めない!」と思う岩手県の市町村名はなに?【人気投票実施中】
東北地方に位置する「岩手県」。北海道に次いで全国2位の広大な面積を持つ、自然豊かな県です。世界遺産に登録された「平泉」や「御所野遺跡」といった歴史を感じさせる有名スポットも多数ありますよね。
ねとらぼでは「地元民にしか読めないと思う岩手県の市町村名は?」というアンケートを実施します。あなたが地元民しか読めないと思う難読地名の自治体にご投票ください。まずは、岩手県の市町村から3つの街をピックアップして紹介しましょう!
八幡平市

「八幡平(はちまんたい)市」は北東北3県のほぼ中心にあり、古くから秋田県や青森県へ通じる交通の要衝として発展してきました。市名の「八幡平」とは、岩手・秋田両県にまたがる台地状火山を指し、この地に八幡平という名がついたのは、延暦年間の蝦夷征討の折だと考えられています。
かつて征夷大将軍を務めた坂上田村麻呂が、岩手山方面の賊を打ち滅ぼした際に、この地の美しい景色を称え、武運(戦)の神様である八幡大神に必勝祈願したのが、八幡平の由来とされています。
雫石町

岩手の県都・盛岡市に隣接する「雫石(しずくいし)町」は、岩手山や駒ケ岳などの山々に囲まれた町です。雫石という地名の由来には諸説ありますが、最も有力だとされる説は、雫石神社にある杉の木に関係しているそうです。
平安時代のある日、里に住む芝刈りの翁が不思議な音をたどると大きな老杉があり、その根元に洞窟を発見。洞窟の中では銚子に似た口先から清水がしたたり落ち、下の石に当たって音を響かせていました。のちに、そのうわさが広がってこの地は「滴石」と呼ばれるようになり、時の流れとともに「雫石」となったといわれています。
矢巾町
「矢巾(やはば)町」は岩手県の中央に位置し、盛岡市に隣接する町。東に北上川が流れ、西には町のシンボルである南昌山がそびえる、豊かな自然が魅力的です。
矢巾という地名は、平安時代に起こった「前九年の役」の際に、源頼義が安倍貞任を討つために矢をつくる矢羽根(ヤバネ)を集めさせたことに由来するといわれています。ほかに、「谷端場」「谷端間」の意味で、段差のある湿地ののり面を指すとする説もあるのだそうです。
「地元民しか読めない!」と思う岩手県の市町村名は?
ここで紹介した自治体の名前以外にも、岩手県には地元の人でなければ読み方が思いつかないような地名が数多くありますよね。
選択肢は、岩手県内にある33の自治体(14市15町4村)となります。あなたが地元民しか読めないと思う街の名前にご投票ください。
また、各自治体の地名にまつわる雑学や、その地域のおすすめスポットの情報なども、コメント欄にぜひお寄せください。たくさんの投票をお待ちしています!
- 投票期間にかかわらず終了することがあります。
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参考
- いわて観光の魅力(岩手県公式観光サイト いわての旅)
- 八幡平市はどんなところ?(はちまんたい移住定住サイト)
- エリア別観光(八幡平市観光協会)
- 八幡神(Wikipedia)
- はじめのご挨拶(岩手県雫石町役場)
- 雫石町指定文化財 記念物(植物) 雫石神社の杉(岩手県雫石町役場)
- 町長あいさつ(矢巾町)
- 町村名の由来(いわての文化情報大事典)